ATNは音楽専門の出版社です。

小さいころからレッスンに通い、ピアノの基礎的なテクニックは身につけた…はずなのに、
いまひとつジャズ演奏がサマにならない！そんな悩みをもつ方に最適な一冊。
それが「ジャズ・ピアノ　スタンダード集」です。

これは、ジャズギタリストとして一世を風靡した澤田駿吾さんが創設した
ルーツ音楽院で用いられていた教本をベースにしたもの。

単にジャズサウンドに聴こえるアレンジが施されているだけではなく、一曲の中でメロディソロ、アドリブ、ソロの伴奏（コンピング）という、ジャズピアニストに不可欠な三要素をコンパクトに体験できるよう、ていねいにアレンジされているところが素晴らしい。

さらに付属CDでは、「コンピング」の部分では巨匠澤田駿吾さんのギターソロが流麗なアドリブを展開。これだけでも聞く価値がある一冊、となっています。

「一冊」と書きましたが、実は2冊あります（笑）。
お好きな曲が収録されている方で、お試しを。

その１
に収録されているのは下記の7曲。

「枯葉」「星影のステラ」「明るい表通りで」「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」「スピーク・ロウ」「黒いオルフェ」

その２
に収録されているのは以下の7曲。
「オール・ザ・シングス・ユーアー」「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」「ウィスパー・ノット」「想い出のサンフランシスコ」「オルフェのサンバ」「嘘は罪」