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2017/12/13
いよいよ始まりました、渡辺貞夫さんの新譜「リバップ」発売を記念する「リバップナイト」ツアー。初日の神奈川県立音楽堂を偵察してきました。もちろん「渡辺貞夫監修 楽譜集 リバップ」を手にして、ですよ。 JR桜木町駅から徒歩で約10分ほどの、小高い丘の上にある県立音楽堂。公共施設としては日本初の音楽専用ホールとして昭和29年(1954年)に開館した由緒ある建物で、近くにはコンビニひとつない(すっかりお弁当を買いこむことを忘れて山を登った我々は、ちょっととんでもない目にあうのですが、それは後程)閑静な文教地区。隣には旋律青少年センターや能楽堂もあったりします。 今回のツアーは、アルバムに参加したサイラス・チェスナット、クリストファー・トーマス、ブライアン・ブレイドの3名がまるごと参加する「レコ発ツアー」。このアルバムをつくろうと決意したきっかけとなったのはドラムのブライアン・ブレイドさん。彼のアイディアで、自ら率いるフェローシップバンドのベーシストであるクリス・トーマスと世界的ジャズピアニスト、サイラス・チェスナットさんが参加したのです。 開演前のわずかな時間に楽屋を訪問すると、みなさんすっかりくつろいでいましたが、なんとも驚いたことに、それぞれ「渡辺貞夫監修 楽譜集 リバップ」を手にしているではありませんか! こちらが、その本の出版社である旨を告げると、あのブライアン・ブレイドさんが親しげに「ちょうど今この本のことを話していたところなんだ!凄い仕事(Great Job)をこなしたね!」と、満面の笑みで語りかけてくれたのです!光栄至極! また、ベースのクリスさんは「驚くべき速さで完成させたね!」と真顔で語りかけてくださいました。楽譜がすべてin Cで書かれていることにも「いろんな楽器の人が楽しめるように、という貞夫さんのアイディアは素晴らしいね!」と大納得の様子。サイラスさんはお食事中だったためお話は聞けなかったけれど、ちょっとびくびくしつつ挨拶する我々にあたたかなまなざしを投げかけてくれました。 世界的スーパースターたちからのあたたかい声援で、我々スタッフは元気百倍。実は先述の通り、音楽堂付近にはコンビニも売店もなく、昼飯抜きで現地にはせ参じた我々は、唯一あった隣接の県立青少年センターで小さなサンドイッチを仕入れてしのぐ…というサバイバルな状況に陥っていたのですが、飢えも疲れも忘れさせてくれたのが彼らのやさしくもあたたかい言葉だったのです(笑) 肝心のライヴ。これについては次回にまとめてご報告したいのですが、第一報としてはともかく貞夫さん、第一曲目「リバップ」から全開!来年85歳になるなんて信じられない本気モードで楽器鳴らしまくり! 会場で聴くと、彼のアドリブが本当にメロディアスで、しみじみと人の心に沁みこんでいく様子が手に取るようにわかります。 休憩時間などには、ありがたいことに「渡辺貞夫監修 楽譜集 リバップ」を始めとする貞夫さん関連の本が、飛ぶように…というと言い過ぎですが(笑)いい感じで売れていきます。なかにはお父様と来場された女子高校生が、迷った末に「楽譜集 マイ・ディア・ライフ」をご購入。 これは貞夫さん50周年を機に制作されたもので、残部僅少の貴重な一冊。記譜がin Cであることを知るとちょっと驚かれていましたが、そこに潜む貞夫さんの深い考えをお伝えすると、一転してにこやかに。最後は、なにごとかを決意するかのように本を抱きしめながら帰途につかれました。 さて、次回我々がお伺いするのはツアー最終日の16日。その日にまとめて演奏曲目などをお伝えしましょう。(続く)
いよいよ始まりました、渡辺貞夫さんの新譜「リバップ」発売を記念する「リバップナイト」ツアー。初日の神奈川県立音楽堂を偵察してきました。もちろん「渡辺貞夫監修 楽譜集 リバップ」を手にして、ですよ。
JR桜木町駅から徒歩で約10分ほどの、小高い丘の上にある県立音楽堂。公共施設としては日本初の音楽専用ホールとして昭和29年(1954年)に開館した由緒ある建物で、近くにはコンビニひとつない(すっかりお弁当を買いこむことを忘れて山を登った我々は、ちょっととんでもない目にあうのですが、それは後程)閑静な文教地区。隣には旋律青少年センターや能楽堂もあったりします。
今回のツアーは、アルバムに参加したサイラス・チェスナット、クリストファー・トーマス、ブライアン・ブレイドの3名がまるごと参加する「レコ発ツアー」。このアルバムをつくろうと決意したきっかけとなったのはドラムのブライアン・ブレイドさん。彼のアイディアで、自ら率いるフェローシップバンドのベーシストであるクリス・トーマスと世界的ジャズピアニスト、サイラス・チェスナットさんが参加したのです。
開演前のわずかな時間に楽屋を訪問すると、みなさんすっかりくつろいでいましたが、なんとも驚いたことに、それぞれ「渡辺貞夫監修 楽譜集 リバップ」を手にしているではありませんか!
こちらが、その本の出版社である旨を告げると、あのブライアン・ブレイドさんが親しげに「ちょうど今この本のことを話していたところなんだ!凄い仕事(Great Job)をこなしたね!」と、満面の笑みで語りかけてくれたのです!光栄至極!
また、ベースのクリスさんは「驚くべき速さで完成させたね!」と真顔で語りかけてくださいました。楽譜がすべてin Cで書かれていることにも「いろんな楽器の人が楽しめるように、という貞夫さんのアイディアは素晴らしいね!」と大納得の様子。サイラスさんはお食事中だったためお話は聞けなかったけれど、ちょっとびくびくしつつ挨拶する我々にあたたかなまなざしを投げかけてくれました。
世界的スーパースターたちからのあたたかい声援で、我々スタッフは元気百倍。実は先述の通り、音楽堂付近にはコンビニも売店もなく、昼飯抜きで現地にはせ参じた我々は、唯一あった隣接の県立青少年センターで小さなサンドイッチを仕入れてしのぐ…というサバイバルな状況に陥っていたのですが、飢えも疲れも忘れさせてくれたのが彼らのやさしくもあたたかい言葉だったのです(笑)
肝心のライヴ。これについては次回にまとめてご報告したいのですが、第一報としてはともかく貞夫さん、第一曲目「リバップ」から全開!来年85歳になるなんて信じられない本気モードで楽器鳴らしまくり!
会場で聴くと、彼のアドリブが本当にメロディアスで、しみじみと人の心に沁みこんでいく様子が手に取るようにわかります。
休憩時間などには、ありがたいことに「渡辺貞夫監修 楽譜集 リバップ」を始めとする貞夫さん関連の本が、飛ぶように…というと言い過ぎですが(笑)いい感じで売れていきます。なかにはお父様と来場された女子高校生が、迷った末に「楽譜集 マイ・ディア・ライフ」をご購入。
これは貞夫さん50周年を機に制作されたもので、残部僅少の貴重な一冊。記譜がin Cであることを知るとちょっと驚かれていましたが、そこに潜む貞夫さんの深い考えをお伝えすると、一転してにこやかに。最後は、なにごとかを決意するかのように本を抱きしめながら帰途につかれました。
さて、次回我々がお伺いするのはツアー最終日の16日。その日にまとめて演奏曲目などをお伝えしましょう。(続く)