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「はじめてのジャズとアドリブ入門」

略して「はじめてジャズ」

武田和大さん監修のこの本、やっぱりただものじゃないです。
単なるジャズ初心者の手ほどき、としては、
あまりに素晴らしい。
素晴らしすぎる、というのが、
いまさらわかったのです。

使い方は、簡単。

ともかく、CDを流しっぱなしにして、
本と一緒に、黙って全部吹く。
文句言わない。
騙されたと思ってやってみて！

編集部でやってみたから、言ってるんです。
入稿された楽譜の確認をかねて、リアルにやってみたら
実に練習になる！ていうか、
途中から仕事を忘れて（こら！→by社長）
本気モード。

ちょっと長くなるけど、順番にレポートするね。

まず本は「ジャズ・スタイルの基本」（ｐ6a→ちなみに、ページ数は本シリーズ全部共通です）から始まります。
テーマは「音の出だしと、終わり方」。
ここね、譜面だけみて正直、馬鹿にしていたところがある。

ところが、まず言われたとおりに吹いているうちに、
英語のナレーションが呪文みたいに聞こえてきて、
なんだがグルーヴしてくるんです。

そのまま続けて、そしてp12aくらいになると、やる気スイッチは完全にON！
シンプルな楽譜なのに、気持ちは完全にジャズな雰囲気に！（続く）